私たち探偵業界でも数年前から出会い系不倫という言葉をよく耳にするようになりました。
巷では不倫の温床になっているといわれていますが、
・定番の浮気・不倫へと発展する職場不倫や趣味不倫とは何が違うのか？
・日常生活の中で男女の情が生まれる、のではなく「浮気・不倫しよう」として登録している？
など疑問があるかと思います。
今回は、探偵目線から見た出会い系、マッチングアプリなどを使った浮気・不倫の実態について解説していきます。
出会い系をつかった不倫の実態
出会いを求める独身者のためのツール、それがマッチングアプリではないでしょうか。
しかし、現在、SNS上では「既婚者専用出会い系サイト」や「既婚者マッチングアプリ」なるものが多数存在していることをご存じでしょうか。（以下、出会い系アプリと呼んで説明致します。）
そのサイト上をのぞいてみると「既婚者同士、お互いを理解しあえる理想の関係が見つけられます」との意味不明な文言が沢山並んでいます。
そして、利用者の声を調べてみると、恐ろしいことに、
・ぶっちゃけ不倫目的で使っている
・割り切った関係を求めている
・既婚者同士で男女の出会いを求めてる人は、みんな既婚者マッチングアプリを使ってほしい
などの声が大多数を占め、登録する利用者には浮気・不倫願望があることが分かります。
出会い系を使った不倫の実例
出会い系アプリを利用した浮気・不倫調査のご相談は、確実に増えていると私たちは声を大にしてお伝え致します。
では、私たち探偵がどういった調査をしてくれるのか興味がありますよね。
弊社ではそういったご相談を受けた際、まずは、SNS調査をおこないます。
SNS調査とは、SNSや出会い系サイト、マッチングアプリを調べ、調査対象者のアカウントがないか調べる方法のこといい、ネットサーフィンや独自の調査網を駆使してアカウントを特定します。
中にはアカウントを複数所有している強者もいるので、プロフィールや文章の特徴、行動範囲などといった情報をクロス検索し、アカウントを特定してネット内での行動監視をすることもあります。
また、その作業と並行し、GPS調査や行動調査（尾行・張り込みなど）を駆使して、調査対象者の日々の行動を監視しながら現場を特定し証拠をおさえるというのが、我々探偵の常套手段となります。
ただ出会い系を利用した浮気・不倫については、日常生活の男女の情が生まれる浮気・不倫とは異なる点がありますので、その対処法について後段でご紹介致します。
下記の記事は、弊社の過去の調査実例となりますので、参考にしてみてください。
過去記事
👉沖縄探偵の調査実例～大公園内に駐車された車のなぞとは？～
出会い系で不倫されたときの対処法
まず大前提となることですが、不貞行為の証拠の確保が必要不可欠となります。
出会い系やマッチングアプリに登録している事実をおさえる、それだけでは証拠として不十分です。
大切なことは実際の現場をおさえる、しかも、複数回の現場や複数の相手におこなっている証拠を押さえる必要があるのです。
では、そういった場合どうすれば良いか、まずは、ご自身でできる対処法についてご説明致します。
１スマホをチェック
多くの出会い系アプリは、アプリをダウンロードしなければ使うことができません。
なので、まずはパートナーのスマホをチェックし、あやしいアプリをダウンロードしていないかチェックすることからはじましょう。
出会い系アプリの名前などについては、インターネットで検索すれば沢山でてきますので、名称が一致するアプリがないか調べましょう。
２出会い系アプリやLINEのメッセージを確認
出会い系アプリの使用がわかったら、次の段階に進みます。
まずはアプリのメッセージ機能を確認し、
・特定の異性と繋がっているか
・会っているか
・肉体関係がわかるやりとりがあるのか
を調べてみてください。
また、最初はアプリを介してのやりとりでも、途中からLINEなどに移行するケースも多いので、パートナーのLINEのチェックまで忘れずにおこないましょう。
３証拠保全作業へ
出会い系アプリやLINEでのやりとりは、それのみでは法的な証拠として弱い部分があります。
ただし、しっかりとした不貞証拠さえあれば、その事実を裏付ける補強証拠となり得ます。
証拠保全方法については、下記の過去記事でご紹介致しますので参考にしてみてください。
過去記事
👉浮気をLINEで発見…どうすれば？｜元刑事探偵が解説
出会い系不倫では不倫相手へ慰謝料請求が難しいケースもある?!
出会い系アプリを利用した浮気不倫案件で時々あるのが、不貞事実はあるが不貞相手に慰謝料を請求できないケースもあります。
出会い系という特殊な関係上「初めから一度きりの関係のつもりで会っている」というケースも珍しくないからです。
日本の法律が認める不貞行為とは、
継続的な肉体関係＝不貞行為の証拠
となっています。
なので、継続性がなく、一度きりの関係の場合、不貞相手に慰謝料を請求しても相場より安くなる場合もあれば、慰謝料請求が難しい、又はできないケースだってあるのです。
（※）出会い系で知り合った一度きりの関係をもった相手に対する慰謝料請求であり、パートナーに対する慰謝料請求は可能。
具体的にどういった場合かというと、
☒不倫相手の氏名や住所がわからない
慰謝料を請求する際、不貞相手の住所、氏名を特定することは、慰謝料を請求するための必須の項目となります。
にもかかわらず出会い系は匿名で利用できるため、相手の名前が分からない、偽名だったということは、よくあるパターンです。
なので、不貞相手の個人情報がわからない場合、慰謝料請求ができないケースもあるのです。
☒一度きりの関係だと慰謝料の額は低くなる
出会い系アプリの場合、金銭目的で会ったその日に一度だけ肉体関係をもった、その後は連絡をとっていない、というケースも珍しくありません。
慰謝料の金額については、不倫の回数や期間も影響しますので、一度きりの場合だと相場より慰謝料は低くなる傾向にあります。
また、不倫相手の氏名や住所がわからない場合は、前述のとおり、慰謝料を請求できない場合もでてきます。
☒パートナーのウソで既婚者との認識がない
出会い系アプリの場合、名前や年齢、職業についてウソをついている可能性があります。
そして、既婚者にもかかわらず独身者と偽り利用する人もいます。
もし、パートナーが独身と偽り肉体関係をもった場合、相手側は「独身だと聞いていた」と主張しますので、慰謝料の支払いを拒否する場合もあります。
☒不倫相手が何人もいる可能性
出会い系アプリを使った不倫の場合、相手が一人ではなく複数名という可能性も十分に考えられます。
勿論、関係をもった一人一人に対する慰謝料請求も可能ですが、不貞行為の証拠、不貞相手の名前や住所を特定するなどの費用対効果を考えた場合、莫大な費用が発生する場合もあります。
なので、パートナーが複数名と不貞行為を働いている場合は、各々の証拠を確保しながら、パートナーのみに慰謝料請求した場合が良い場合もあるのです。
過去記事
👉沖縄県内の慰謝料相場と不利益にならないための注意点
出会い系を使った不倫は特にまわりに相談しづらい…
通常の浮気・不倫もまわりに相談しにくいものなのに、パートナーが出会い系アプリをつかっていた、というのは特に相談しづらい内容です。
パートナーの浮気・不倫を疑うようになってからは、そのことばかり考えてしまっていませんか？誰にも相談できず苦しんでいるのではないでしょうか？
でもね、これだけは、はっきりしていますよね。
絶対に泣き寝入りなんかしたくない
ですよね。そのために大切なことは、以下の２点です。
①きちんとした不倫の証拠を確保すること
相手に反論をさせない証拠があれば、有利に慰謝料請求することができます。
勿論、ご自身で証拠を確保する方法もありますが、専門的な知識も必要となり、その労力と精神的ストレスは相当なものとなります。
私たち探偵は証拠をおさえるプロ集団です。
なので、ぜひ探偵へ調査依頼をご検討されてみてください。
②慰謝料請求は弁護士へ依頼すること
慰謝料請求を弁護士に依頼することで、
・弁護士からの請求ということで、相手に強い心理的圧迫をかけることができる
・高額な慰謝料を獲得できる可能性もある
・パートナーや不倫相手と直接連絡をとらなくてもよい
などのメリットが沢山あります。
調査のプロ集団HOPE沖縄探偵事務所にご相談を
私たちは、あなたが抱えている浮気・不倫に関する悩みを解決するスペシャリスト集団です。
浮気不倫調査の最大のメリットは、夫・妻が「不倫しているのか」「不倫していないのか」を確認できることです。
浮気・不倫を疑い一方的に悩んでいても、調査を入れてみるとその結果は白で、何もなかったという可能性だってあります。
疑いがあるというだけで相手を責めてしまっては、ケンカになってしまったり、夫婦関係に大きなヒビが入ってしまうことだってあるのです。
家庭崩壊を望まないであれば、浮気・不倫の事実を確認せずにパートナーを一方的に問い詰めるのはリスクが高すぎると言えるでしょう。
事実確認をすることにより、
・今後の夫婦関係について話し合いができる
・浮気をしたパートナーにお灸を据えることができる
・浮気・不倫の継続あるいは再発防止の抑止効果が期待できる
・真実を知ることにより、これまでの自分の気持ちに整理をつけるキッカケになる
などのメリットがあります。
パートナーの浮気・不倫問題でお悩みの方は、もう一人で悩まず私たちにご相談下さい。
