最近の傾向としてパートナーの浮気不倫を疑った際、まずは自分や親族、友人たちと協力し調査してみようとする人たちが増えている気がします。
代表的な例としては、パートナーの車にGPSを設置して自分たちで尾行する、というパターンですね。
自分たちで調査することが即違法行為になるかといえば、決してそうではありません。
あまり、おススメはできませんが…
・法的な証拠なんて必要ない
・不貞行為をやめさせたいだけ
・慰謝料請求なんて考えていない
などの人たちであれば、自分たちで調査して2人が接触した瞬間に突撃するのも有りではないでしょうか。(ただこの方法は正直リスク大です。お互い感情論での口論、最悪警察沙汰というのが目に見えていますよね…)
勿論、自分たちで調査するメリットもあります。
それは探偵の調査費用が一切かからないということです。(※探偵の調査費用については、その一部を相手に請求することは可能ですので、後程ご説明致します)
沖縄県内で探偵に浮気不倫調査を依頼した場合、概ねの相場というものが存在し、その金額については約20万円~40万円といわれております。
その調査費用が発生せず、ガソリン代などの実費のみと考えた場合、自分たちで調査をしたほうが安く済むので、この選択も有りかもしれません。
しかし、もし調査の目的が慰謝料請求が認められるだけの証拠を掴むこととなると、法律の知識を持たない探偵気取りのど素人(あえて厳しい言葉を使わせていただきますがご了承ください)には難しく、つい行き過ぎた調査を行い証拠は掴めず、最悪の場合、刑罰法令に触れ処罰されるリスクだってあります。
代表的なデメリットとして、
- 調査方法が分からず、パートナーにバレてしまった
- 尾行に集中しすぎて交通事故をおこした
- 証拠能力の高い写真を撮れなかった
- 不貞相手側から名誉棄損で訴えれた
などが挙げられます。
なので、ポイントとしては「何のために調査をするのか」という目的をまずは明確にし、「自分たちでやるのか」or「プロに依頼するのか」をよく検討する必要があるのです。
下記の記事では、旦那の浮気が怪しいと感じた場合の対処方法についてご紹介しておりますので、参考にしてみてください。
自分たちで調査する際の注意点~尾行編~
尾行するときには怪しまれないことが大切なので、パートナーが見たことがない服を着るなど、まずはご自身が目立たないようにすることが肝心です。
これは私たち探偵にもいえることで、尾行がバレないようにするには「周囲に溶け込むことが第一」なのです。
私たち探偵が尾行時に大切している2つのポイントがありますので、ご紹介致します。
point1 距離感
1つの目のポイントは、ターゲットとの距離感です。
距離感は、歩いて追跡する徒歩尾行、車で追跡する車両尾行、どちらの場合でも大切です。
この距離感を大切にすれば、ターゲットにこちらの存在がバレることはまずないといえます。
距離感の極意、それは近すぎず遠からずです。
なので経験のない方が徒歩尾行すると、近すぎてたバレたり、遠すぎて見失ったりという結果を招いてしまうのです。
車両尾行の場合でも、距離をあけすぎて見失ったり、信号にかかったりと見失う原因となります。
無理な追跡は信号無視や交通事故に繋がるので注意が必要なのです。
point2 面識がないこと
2つ目のポイントは、ターゲットに尾行者の顔や車が知られていないということです。
いくら距離感を大切にしていても、事前に尾行者の顔や車がバレていれば、当然ながら、バレるリスクは高まります。
その結果、ターゲットの警戒心が高まり、証拠隠滅(証拠を隠されたり行動パターンを変えたり、又、浮気不倫の事実を隠すために別れたフリをするなど)を図るおそれもあります。
なので、尾行する際は、複数人・複数台が基本中の基本となるのです。
よく漫画やドラマでは簡単に尾行するシーンが流れたりしますが、実際の尾行は想像以上に難しいものです。
距離感が遠すぎてターゲットを見失い、探し回っていたときにバッティング(遭遇する)することだってあり得るのです。
また、尾行がバレているにもかかわらず継続すれば、刑罰法令(ストーカー規制法、迷惑防止条例違反、軽犯罪法など)に該当し、処罰される可能性もあるので注意が必要といえます。
自分たちで調査する際の注意点~GPS編~
GPSは本当に便利な機械といえ、私たち探偵も実際の調査で活用したりしています。
自分たちで調査を考えている人たちも、まずはパートナーの車にGPSを設置することを考えるのではないでしょうか。
パートナーの車にGPSを設置する際、車が夫婦の共有財産であれば問題になることは少ない(法改正により色々な見解がありますが、現行法上はグレーゾーン)といえます。
しかし、それ以外の車、例えば、浮気不倫相手の車にGPSを設置することは違法となる可能性があるので注意してください。
また、GPSを設置する上で理解してほしいことがあります。
それはGPSのデータのみでは浮気不倫にならないということです。
例えば、GPSの位置情報からパートナーの車がラブホテルで反応していたことがわかったとしても、
- GPSの位置情報は誤差もあるため、100%正確とはいえない
- 車のみの反応なので、パートナーがラブホテルに出入りしていた証拠にはならない
- パートナーに言い訳された場合、それ以上追求することができない
などの理由から、GPSはあくまで参考資料として考えるべきなのです。
法律が認める不貞行為とは「配偶者以外の異性と肉体関係を結ぶこと」とあります。
仮にラブホテルであれば、2人が出入りしていたというものを裏付ける証拠が必要となるので、現場に行く必要があります。
ご自身の目でパートナーの浮気不倫を目撃したとき、皆さんは平然を装えますか?
探偵の調査費用は請求できる?できない?
最初に沖縄県内の浮気不倫調査の相場についてご説明致しましたが、この調査費用、要件を満たせば探偵に支払った料金の一部を当事者(パートナーと浮気相手)に請求することは可能です。
請求する際は、不貞行為(不法行為)と調査費用との間に因果関係が必要となりますが、そもそも調査費用というのは、パートナーが浮気不倫しなければ発生しなかった金額です。
不貞相手に送り付ける内容証明の段階で慰謝料に上乗せして請求することもできますし、裁判で裁判官に賠償を認めてもらうという方法だってあります。
裁判では、全額ではなく費用の一部がケースバイケースで判断され、一般的には10万円~30万円ほどの額で認められるケースが多いといわれています。
ただ賠償は必ず認められるものではありません。
なので、慰謝料で儲けようと考えがある方にはおススメできませんし、その考えがある方は、最初から自分たちで調査する方が良いと判断できます。
沖縄の浮気不倫調査はHOPE沖縄探偵事務所にご相談!
今回は自分たちで調査を考えている人たちに向け、プロ目線でアドバイスを致しました。
確かにご自身、親戚、友人にお願いして調査をする方法も一つの手です。
でも、もしパートナーとの修復を考えているならそれは得策ではありません。
その行為は、パートナーの恥を他人に見せているだけではないでしょうか?
パートナーが戻ってきた場合、ただでさえ浮気不倫をした負い目があるのに、周りからも責められた結果、夫婦関係の修復は難しくなります。
浮気不倫でお悩みの方は、その道のプロにご相談することが1番良い方法なのです。
プロとは、弁護士や私たち探偵のことです。
弊社は、創業以来、数多くの浮気不倫問題を解決してきた実績のある探偵事務所です。
夫婦カウンセラーも在籍しておりますので、調査のみで終わることなく、夫婦関係の修復もお手伝いしております。
浮気不倫問題でお悩みの方は、一人で悩まずHOPE沖縄探偵事務所へご相談ください。
下記の記事では、弊社の夫婦カウンセリングと浮気した旦那を許す方法などについてご紹介していますので、参考にしてみてください。