まずは離婚を考える前に結婚生活を振り返る
アルマン・サラクルーという人の名前を聞いたことありますか?
彼は、「人は判断力の欠如によって結婚し、忍耐力の欠如によって離婚し、記憶力の欠如によって再婚する」という名言を残しています。
この言葉は、実に面白く、様々な意味合いが含まれていると思いますが、私個人としては「なるほどな」って妙に納得してしまいました。
幸せな結婚生活を送っている人には響かない言葉かもしれません・・・が、現在の結婚生活について悩んでいる、後悔している人には、頭をハンマーで叩かれた様に響く言葉ではないでしょうか。
日本人の離婚件数は年々増加していると言われており、その原因の1つに忍耐力不足があると言われています。
確かに昔に比べたら、現代の日本人は忍耐力が不足していると思いますが、個人的な意見としては苦しい思いを我慢してまで結婚生活を送る必要はないかと思います。
でも、離婚するということは結婚する以上に体力を使うものです。
例えば、パートナーに浮気され離婚を考えている人の多くは「相手が許せない」「相手に罰を与えたい」など、恨みや過去に縛れている人が殆どだと思います。
勿論、最終的に離婚を決断するのは自分自身ですが、離婚問題を解決する上で一番大切なことは「相手を許し、これから訪れるであろう未来に目を向けて物事を考える」ことではないでしょうか。
そうすれば、パートナーと「離婚すべきか」「離婚を思いとどまったほうがいいのか」という自分自身の答えが少しずつ見えてくるかと思います。
離婚を決断する2つのポイント
では、離婚を決断する際のポイントを2つ紹介したいと思います。
1つめは「パートナーと一緒に居ることに強いストレスを感じるているかどうか」です。
例えば、パートナーが帰宅したり、顔を見たり、一緒の空間に居るだけで、「気分が重くなる」「ストレスを感じる」という場合がこれに該当するかと思います。
通常、人間には自己愛というものがあります。
その感情があるからこそ、自分の家族や所有物、ペットなどには自然と愛着を覚える生き物なのです。
しかし、パートナーに対しては、それが無く、一緒に居て強いストレスを感じているのであれば、かなり2人の関係は悪化しており重症だと判断出来るのではないでしょうか。
2つめは「パートナーとの老後の生活を想像した際に、幸せな生活がイメージ出来るかどうか」です。
パートナーとの間に子どもが居る場合、当然ですが子どもは成人して自立し家を出て行き、最終的には、夫婦二人きりの生活が待っています。
日本人の平均寿命は、現在、男性が80歳、女性が87歳と言われています。
そのことを参考にした場合、少なくても老後の約20年は、嫌でも夫婦二人きりの生活が待っているのです。
その老後の生活で幸せな生活が想像出来ないのであれば、それはかなり寂しい限りだと思いますし、夫婦として一緒に居る意味がないのではないでしょうか。
そして、今話した2つのポイントを要約した場合、離婚を決断するポイントとしては「相手に対して愛情と尊敬という感情があるかどうか」ではないでしょうか。
当然ですが、各々の夫婦には、家庭それぞれで悩みや苦しみもあるかと思いますが、1度、冷静になりよく考えてみることが大切だと思います。
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探偵は調査のプロだと考えていますので、お客様から調査依頼を受けたからには、調査結果を残すために全力を尽くします。
パートナーの浮気や不倫を疑い、将来的に離婚を見据えて弁護士に相談した際でも、確固たる証拠がなければ「まずは証拠を掴んでから・・・」と弁護士に門前払いされたりするケースはよくあることです。
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