仕草から相手の心理を読む?!
前回は代表が刑事時代の取調べの際に活用していた👉相手の「動作」や「話し方」から嘘を見破るテクニックを紹介したので、今回は取調べや聞き込みのときに活用していた相手の「仕草」から心理を読むテクニックを紹介します。
人は誰かと話をするとき無意識の内に「様々な仕草」をするクセがあります。
例えば、腕を組んで話をする人、脚を開いて話をする人、拳を握って話をする人等など・・・
その仕草という物は相手の心理の表れといわれており、人は無意識の内にその仕草をやってしまうのです。
裏を返せば、相手がその仕草をする理由が分かれば相手の心理を読むことが出来るという訳です。
配偶者の浮気を問い詰める取調べの場面や人と話をするとき等など、活用方法は人それぞれだと思いますので参考にしてみて下さいね。
これが心理を読むチェックポイント!
それでは、実際の場面でチェックするポイントを説明いたします。
①腕や指を広げて話をする人、座っているときに脚を開いている人
→人はリラックス状態のときに、このような仕草をすると言われています。開放的な性格な人ほどこの仕草を良くするそうです。
②腕を組む人、拳を握る人、座っているときに脚をぴったりつけている人
→これは「緊張感」「警戒心」「拒絶感」をもっている仕草といわれています。確かに否認被疑者は刑事に緊張や自分の心理を読まれない警戒心、矛盾点の追及から逃れる拒絶感からか、よく腕を組んで話をする人が多かったです。
③髪を触りながら話をする人
→これは「不安」「さみしさ」の表れといわれ、不安や緊張、居心地の悪さを感じたときに自分自身にふれることでそれを紛らわそうとすることがあります、特に女性に多く見られる仕草ではないでしょうか。
④口元をよく触りながら話をする人
→これは「ストレス」「不安」「さみしさ」の仕草といわれ、この仕草をよくする人は依存的な甘えたがり屋の性格といわれています。裏を返せば自己中心的な性格の持ち主です。
⑤あごに触れて話をする人
→これは「慎重な気持ち」の表れといわれ、相手の発言から自分自身を守りたい、間違った発言をしたくないとう気持ちが強く慎重になっているといえます。
ほんの一例ですが、相手がする仕草には、このような意味が隠れていると言われています。
相手がする仕草の意味が分かれば、少しでも相手の心理を読むことが出来ると思いますし、自分自身が無意識の内にその仕草をしていないか確認するのも面白いかと思います。
最後に相手は自分の鏡という言葉があります。自分が怒って話をすれば相手も怒って話をしてきます。
逆に自分が落ち着いて話をすれば、怒っている相手でも自然と怒りが和らいでくるので、自分自身も無駄な労力を使わずにスムーズな話し合いが出来るものです。
配偶者の浮気を問い詰めるようなときがあれば、怒りに任せて相手と話をするのではく冷静に落ち着いて話し合いをすることをオススメします。