ストーカーとは?
平成12年にストーカー規制法が施行されてから、世間一般でもストーカー行為が犯罪行為に該当すると認知され、ニュースでもよく取り上げられるようになりました。
警察庁の資料を参考にしますと、ストーカー被害者の約6割は配偶者や交際相手(内縁、元恋人関係含む)からとなっており、見知らぬ第三者よりも身近な存在が圧倒的に多いことが分かってきています。
ストーカーとは「特定の相手に対し、執拗につきまとう行為を行う人」と位置づけられており、相手が不安になったり、嫌がったりしていてもやめようという気持ちは全くなく、むしろ、相手の嫌がるその反応がストーカーには「喜び」や「快感」になると言われています。
それは、ストーカーにとって相手に「嫌われる」「嫌がられる」ことは、「相手と全く関わりがない人生」よりもずっと幸せなことだからです。
そして、ストーカー被害に遭われている場合「相手を無視すればそのうち諦めてくれる」という甘い考えを持つことだけはやめましょう。
ストーカーにも、一応は嫌われているという自覚があり、怖いことに彼らは失うものは何もないと思っているので、少々のことでめげることはなく、行動も段々とエスカレートしていきます。
何度もいいますが、ストーカーは、嫌がる等のネガティブな反応に敏感に反応して喜びを感じているものです。
それは、相手が何も反応しないより、むしろネガティブな反応でもいいから、何かリアクションが欲しいと思っており、その反応があると自分の感情が満たされて嬉しくなるのです。
そしてストーカーは、相手が嫌がっているにもかかわらず、それを一方的に愛されていると思い込む傾向があります。
特に元恋人、元配偶者関係では「別れた」「離婚した」という現実を受け入れられずに、こうした傾向になることも多いようです。
元刑事の立場からストーカー犯罪において重要なことは、犯罪に負けない強い気持ちを持ち、絶対に一人で悩んで我慢しないことです。
ストーカーのそのゆがんだ愛情は必ず憎しみへと変わることが多いので、危険を感じたとき、いや少しでもおかしいと思ったときは、警察に必ず相談して下さい!
もし、直ぐに警察には・・・という考えがあるなら、HOPE沖縄探偵事務所までご連絡下さい。
元刑事の立場から必要なアドバイスを行いますし、専門の警察官を紹介する窓口にもなります。
一人で悩まず、まずは相談してください。私達が必ず力になります。
ストーカー気質チェックリスト
恋人・配偶者のストーカー気質チェックポイント
□ 些細な約束でも破られると直ぐに怒る。
□ 恋愛経験が少ない。
□ 感情の変化が激しくて自分では押さえられない。
□ 行動をすべてチェックし束縛したがる。
□ なんでも自分の思いどおりに決めたがる。
□ 正義感が強く完璧主義者。
□ 一本気で意思が固い。
□ 恋愛関係は永久に続くと思っている。
□ 目的の為なら手段を選ばない。
□ 自分のことばかりを話したがる。
□ 本当の愛し方を知らない。
□ 疑い深く嫉妬深い性格だ。
□ なんでも見返りを計算し期待する。
□ ナルシストである。
□ いきなり高価なプレゼントを貰ったことがある。
□ 悲観的なところが多々見える。
□ 過去の嫌な出来事を細かく覚えている。
□ どちらかといえば人見知りするタイプである。
□ お酒やギャンブルの依存症。
□ 幼少時代に両親に溺愛されていた。