Q1

鎌田先生とHOPE沖縄探偵事務所の繋がりや関係性などについて教えて頂けますか？

A1

HOPE沖縄探偵事務所さん（以下「HOPEさん」）の依頼者が、調査結果をみて法的解決を望む場合に、依頼者のお話を伺って助言を行っています。また、訴訟や調停を望む場合は、代理人として活動することもあります。 また、私の依頼者で家族関係等の調査が必要な場合、私からHOPEさんをご紹介することもあります。

Q2

鎌田先生は、弁護士という職業柄、数多くの裁判を経験してきたと思いますが、鎌田 先生からみて弊社が作成する調査報告書をどのように評価されますか？

A2

裁判では、法律解釈以上に事実認定が重要であると考えています。事実関係は当事者や関係者に確認する他、弁護士自身が調べることもありますが、限界があります。 HOPEさんの調査報告書は、裁判で問題になる事実関係が丁寧に調査、記載されています。事実認定は民事事件よりも刑事事件のほうが厳格に行われますが、代表の波平さんが警察官として多くの刑事事件の裁判書類を作成された経験が活かされていると感じます。

Q3

HOPE沖縄探偵事務所の仕事ぶりで「プロの探偵だ」と感じる部分、又は感心する 部分はどういった面でしょうか？

A3

依頼者の目的に沿って調査を行っており、必要な調査は十分に行うとともに不要な調査は行わないようにしているように感じます。 訴訟を前提とする依頼者の場合、法律解釈が問題になるような調査については、私に対し助言を求める等、調査後の方向性も視野に入れた活動をされています。

Q4

弊社は調査を終えた案件を鎌田先生に引き継いでいますが、依頼者の悩みは解決（前 進）されていますか？又、調査を終えた依頼者が鎌田先生のもとに相談に訪れる際、今後の流れがスムーズになるためにも考えておくべき事柄などありますか？

A4

依頼者が、HOPEさんの調査に基づいて裁判を望んだ案件は訴訟を提起して解決しています。また、相手方との協議で解決することもあります。もっとも、依頼者の悩みは金銭では解決されない場合も多いため、謝罪等を含めた和解で解決することも多いです。 ご相談にいらっしゃる際は、調査結果を踏まえ、どのような解決を望むか（話合い、裁判等）を考えて頂くと、流れがスムーズになります。裁判を起こすことのメリットやデメリットについては、ご相談において可能な限りご説明しています。

Q5

弊社の代表である波平の人間性の面について、鎌田先生は、どんなところを評価、 又は信頼していますか？

A5

波平さんが迅速で丁寧な調査をされていることは、調査報告書から読み取れます。さらに、依頼者と話してみて、その悩みに寄り添って調査をされていることが伺われます。多くの依頼者が調査後も波平さんに連絡して近況を報告していることからも、波平さんが依頼者から信頼されていることが分かります。

今日の日本・沖縄社会に於ける探偵事務所の存在意義―特にHOPE沖縄探偵事務所について―

上江洲 基 元大学教授

私の様に長年，倫理学を研究の対象としてきたような者が，どの様な理由で探偵事務所の推薦文をしたためる事になったのかを先ずご説明させていただきます。
私はいつも，世の中の〈悪〉が一日でも早く，少しでも減少して欲しいと強く願っているので，社会のあるべき姿を倫理哲学という分野で研究してきました。
しかし「世の中はせいぜいこんなものだ」と悟ったように諦めて，自分に火の粉がかからなければそれで良いと，傍観者の立場に立って日々を送っている人々が多いのではないでしょうか。
しかしながら，その様な人でも，予期しない不都合・不条理が一旦，自分の身に降りかかると死に物狂いでその災難から逃れるために必死で抵抗するはずです。
それは結局のところ人間はどんな人でも常に「不幸」を退けて，「幸福」になりたいと願っている証拠だと思います。
そのように，人間はどんな人でも幸せになりたいと希求していながらも，ほとんどの人は「幸福とは何か？幸福とは具体的にはどんな状態の事を言うのか？」ということをあまり考える事は無いようです。とにかく「幸せな人生を手に入れたい」と多くの人は，ただ漠然と日々を送っているだけではないでしょうか。
今回，コロナ禍の「不自由な生活」を通して，コロナ以前の「普通の当たり前の生活」が本当はとても感謝すべき素晴らしいものであった事を我々は思い知らされました。
そのように人間は普段は意識していなくても，失って初めて，その価値を改めて見直すことが普通のようです。
今回のコロナ禍から，我々は「普通の当たり前であった生活」を，改めて感謝して，これまでの日常生活を見直しながら，過ごすことを学んだと思います。
しかしながら，人生には予測しがたい事が往々にして勃発することがあります。特にこれまでに経験したことのない出来事に遭遇した時は，パニック状態になることがあります。
そんな時に親身になって話を聞いてくれる友人を我々は何人持っているでしょうか。もし一人でもその様な友人がいれば，その人は本当に幸せな方です。
普通多くの人は，もしその様な事が自分の身に起こったら，「人にばれたら恥ずかしい」「世間体が悪い」と思い，秘密にしようと必死になり，その間に問題はどんどん複雑になり自分の手に負えなくなります。そしてついに，その問題に押しつぶされ自分の不幸を呪いながら，一人で悶々として時間に身を任せて時が過ぎるのを待っているのが関の山ではないでしょうか。そして時間が流れ，我を取り戻した時は，問題は肥大化して自分の手に負えない怪物のようなものになって「なぜもっと早く手を打たなかったのだろうか」と自分の不甲斐なさ・人生を恨みます。
その一見不幸に見える事件でも，視点を変えて的確に対処すれば，自分を成長させてくれるよいチャンスかもしれません。
そのようなときに問題解決に全力でサポートしてくれる所が，HOPE沖縄探偵事務所の方々です。《カウンセリング》を通して，クライエントに真剣に向き合い親身になって話を聞いてくれて，そのケースは弁護士に相談するべきか？警察署に行くべきか？その他の方法をアドバイスしてくれます。
幸いなことにHOPE沖縄探偵事務所のスタッフの方々は公式なカウンセラーの資格保持者です。そこが当事務所と一般の探偵事務所と異なる点です。そのために只クライエントのやみくもな要求に応えるためだけの探偵事務所ではありません。
探偵事務所ですから当然クライエントの要求実現を第一に考える事は言うまでもありません。
しかし，二度あることは三度あると言われる様にクライエントの人柄・性格を良く吟味して，問題の再発からクライエントを守る為に事件・問題の本質を明確に把握します。
それはとても《論理的で哲学的な思考態度》と言えます。
何か問題が発生するには，必ずその原因や理由があるはずです。しかしその場合，常にクライエントがいつも正しいとは限りません。
多くの場合クライエントは早く事件を解決したいという焦りから，自分勝手な我儘を押し通そうとするあまり，事件（ケース）を客観的に見ることが出来ません。
その様な時にはHOPE沖縄探偵事務所のスタッフは遠慮なくクライエントの独断と偏見で冷静さを失ってしまっている態度に反省を促します。
それは当事務所のスタッフはいつもその場しのぎの理不尽な勝利よりも，社会の平安・安寧を心から思っているからに他なりません。
べつな言い方をすれば，一日も早く自分たちの様な職業（探偵業務）が社会で不要になることを願っているからです。
我々は様々な職業に携わりながらも，この世から一日も早く各国に軍隊が不要になり，我々の国から犯罪を取り締まる警察が無用の長物になるほど犯罪が消滅して，民事・家庭裁判所が不要になることを目標としてそれぞれの職業に従事することが必要だと思います。
推薦文の中で，この様な事を言うことはおかしな話のようですが，実際の社会には，他人の不幸の上に，何の疑問も持たずに仕事をしている職業が多く存在している現実社会に，HOPE沖縄探偵事務所はその様な事を常に考えている探偵事務所であることを強調したいあまり，この様な文面になった事をご容赦頂ければ幸いです。
往々にして我々人間は面倒な事から少しでも早く遠ざかりたいと思い，その場しのぎの付焼刃的解決でお茶を濁す事がよくあります。
しかしながら，それは根本的な解決にはならず。暫くしてコロナのように，変異株となって再度襲って来きます。その様な事にならないように，HOPE沖縄探偵事務所のスタッフは先ずは皆さんの不安を聞いて，その不安の原因を徹底的に分析して問題解決に全力投球してくださる探偵さん達です。
沖縄県の離婚率は日本全国でも一二を争う事は良く耳にします。その背後には様々な事情があってのことでしょうが，子供達が犠牲になることは，極力避けたいものです。
一般的な探偵事務所は大体が，訴訟の為，有利な条件を得るために，お手伝いをするだけですが，HOPE沖縄探偵事務所は少し違います。当然，クライエントのご依頼はお受けしますが，調査に入る前に，クライエントが感情・衝動で判断しているのではないかとのお節介を焼きます。
スタッフはよく，クライエントの話しを聞いて，離婚が一番良い方法なのかをしっかりと吟味して，特に子供達がいる場合には，他にベターの方法がないか，親身になって考えます。
そのために，他の探偵事務所に比べると稼働がワンテンポ遅いように感じることがあります。しかしそれは，スタッフはクライエントの人生に於いて重大な事件と考えるからに他なりません。
その他の調査依頼についても「皆が幸せになる事」を前提に仕事をする事務所なのです。
それ故に《あなたのお悩みは私たちの悩みでもあります》が事務所のモットーであることが腑に落ちます。

「国際家事相談の現場から」

国際家事相談支援ウーマンズプライド
代表 スミス 美咲